食物繊維(ダイエタリーファイバー)は、かつての栄養学では、からだの構成成分やエネルギー源にならないため、役に立たない食べ物のカスとして取り扱われてきました。ところが、現代では、「人の消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体」と定義され新たな栄養素として重要視されるようになりました。(参考文献:からだに効く栄養成分バイブル 中村丁次 主婦と生活社)現代の食生活では、ほとんどの方が5〜10g不足していると云われています。食物繊維は、特に食前に摂取することにより、血糖値の上昇を抑え、肥満やコレステロールの上昇を抑えます。食物繊維がたっぷり入った青汁を飲むことで、血糖値やコレステロールが抑えられ、肥満予防につながります。また、食物繊維は便をやわらかくかさを増やすことで腸の蠕動を活発にし、排便回数を増やします。しっかりと食物繊維の入った青汁を飲むことで、排便回数、便の柔らかさに変化が現れるのがわかります。

ほとんどの方は5−10g不足
肥満やコレステロール上昇を抑制
血糖値上昇を抑える
余計な物質を排出する