ほかの青汁とどこが違うのか?なぜ違うのか?【2年間の記録】
青汁を飲むと幸せがやってきます
忙しい朝、よる寝る前、一杯の青汁を飲むだけで、何か良いことをした気分になりませんか?たっぷりと野菜の緑を摂ること、必要なのは頭ではわかっていてもなかなか、難しいものですね。そんな時、朝の日差しを浴びて、一杯の青汁を飲み干す、よる寝る前に、一日がんばった身体に一杯の青汁のごほうび。一日のお勤めを果たした気分になるものです。
(写真:朝の光の中)
お気に入りの青汁を探しましょう
「青汁」を続けるなら、「青汁」にこだわってみたいものです。気になりだすと、「青汁」の種類の多さにびっくりします。世の中には、数えきれないほどの「青汁」があります。テレビの通販で売っているもの、新聞や雑誌の広告にのっているもの、新聞の折り込みに入っているもの。謳い文句に少しずつ違いがありますが、こればかりは飲んでみないと違いはわかりません。目につくすべての青汁を、ひたすら買ってみました。20以上の「青汁」を取り寄せては飲み続けました。
ぴったりの青汁がない(泣)
飲んでみて、気がつくことがありました。傾向として共通していることがあります。それは、
(1)あまりおいしくない (青臭い、苦い)
(2)満足感がない (薄い、水っぽい)
(3)続かない (飽きやすい、種類がない)
自分の飲みたい青汁は、これと正反対の青汁です。おいしくて、濃厚で、飽きのこない本格青汁。飲んでみた中に飲み続けたい青汁は、残念ながら見つかりませんでした。
(写真:薄い青汁)
自分の飲みたい青汁を作るしかない
当時、スムージーの研究を何年も、やっていました。スムージーと違って、青汁っておいしくなくて、なにか物足りない。おいしい青汁を買えないなら、自分で作ろう。おいしくて、濃厚で、飽きのこない本格青汁。そんな青汁を作ってみようと思いました。
おいしくて、濃厚で、飽きの来ない本格青汁を作る!
大きな会社は、一つの種類の青汁を大量につくり、莫大な広告宣伝費をかけて売りきります。自分たちは小さな会社です。大きな会社のように広告宣伝費をかけることはできませんが、小さな会社だからこそできることがあると思います。大きな会社のやらないことをすることで、自分の飲みたい青汁ができるのではないかと思いました。わずかな量を丹精込めて、ひとつひとつ手作りする。ときには、青汁の材料を収穫するために、自分で植物を栽培しなければなりません。手間がかかることですが、誰かがおいしい青汁をずっと飲み続けることができて、誰かが幸せな気分になれれば、とても楽しそうで、ワクワクします。
(コツコツ試作)
その1 おいしい青汁をつくる フルーティ!
「青汁」の持つイメージからなのでしょうか。なかなかおいしいものは、ありませんし、おいしいものを作るのは難しいです。なぜなら「青汁」は、基本的に「葉っぱ」だからです。「葉っぱ」の分量を減らせば、おいしいものができます。でも、それでは「青汁」の意味がありません。「葉っぱ」の量を減らさずに、おいしい青汁を作る。そのために、フルーティなレシピにこだわりました。
「葉っぱ」の素材には、大麦若葉にケール、桑の葉を組み合わせ、量をたっぷりと配合します。加えて、ここがポイントなのですが、信州産のおいしいリンゴをたっぷりと加えます。本当に、「たっぷり」です。シャキシャキ感のある信州リンゴでないといけません。幸い、ここは信州伊那谷、最高級のリンゴの産地なのです。リンゴを加えると、甘み、酸味が増します。さらに、もう一品、熟れたてのバナナを加えます。バナナは美味しさ、まろやかさの素です。青汁は、リンゴとバナナが加わり、口当たりのよいまろやかな味に仕上がりました。
(写真:果物のイメージです。)
その2 濃厚な青汁をつくる 濃厚イレブン!
これはもう好みの問題ですが、私は薄くて水っぽい青汁は飲んでいる実感がわきません。せっかく飲むなら、たとえおいしくなくても実感のある、満足感のある青汁を飲みたい。そう思うのです。
ほとんどの青汁は、粉末の量が2グラムから5グラムの量です。シェーカーに100〜150mlの水を入れ、青汁粉末を入れて、フタをしてシャカシャカと振って飲みます。どうしてもこの粉末の量では少なくて薄くなってしまうのですが、薄く感じる理由がもうひとつあります。
それは、2グラムの青汁があっても、大麦若葉などの「葉っぱ」の成分が2グラム入っているというわけではないからです。葉っぱがたとえば1g入っているとそこに、賦形剤が1g加わって合計2gといった感じです。「葉っぱ」は全重量の一部でしかないのです。賦形剤とは、デキストリンとか、でんぷん質の粉末で、製造上の加工をしやすくする役目もあります。デキストリンを入れて、スプレードライなどで顆粒にすると、粉末はサラサラになり、流動性が高まります。大手が大量に製造する場合には、生産工程上、粉末がサラサラと流れる必要があります。
当社では、手作りのため、大量生産のためのデキストリンを使う必要がなく、青汁の「葉っぱ」をたっぷりと入れることができます。おいしくするため、果物をたっぷりと入れます、、、と次々配合していったら、粉末の量が11gになってしまいました。デキストリンの入っていない100%の無添加の天然素材が11g、他の青汁の2〜3倍の量です。これはおいしいに決まってます。
青汁の葉っぱは、生の重量に換算すると大麦若葉、ケール、桑の葉を組み合わせ、約30gを入れました。野菜不足の私には、一包で30gの野菜の不足分を補うことができる「青汁」ができました。
濃厚で、美味しさも、健康維持にも満足できる青汁に近づきました。
その3 飽きのこない青汁をつくる そば若葉青汁!
健康によい、毎日飲み続けられる青汁にするために、安心安全と健康にこだわりました。例えば、賦形剤、増量剤、人工甘味料、着色料、保存料、食品添加物はできるだけ使いたくありません。産地にこだわり、バナナを除いて、国産の農産物を使用することにしました。
自分が毎日飲みたい「青汁」を作ること、構想から2年を経ましたが、一番時間を費やしたのは、自然な素材をいかに、ビタミンなどの成分の損失がなく、水分だけを飛ばすか、でした。その次に、時間を費やしたのは、レシピの開発です。おいしくて、健康によく、不必要な物は一切加えず、しかも飽きず、毎日毎日、いろいろな素材を量っては、配合し、試飲する。この毎日が2年弱続き、レシピ帳は日に日に厚くなりました。
プラス一品 そばの葉を入れる!
ひとつひとつの素材の良さを活かし、配合した時の微妙なバランスをとる、そして毎日飲んでも飽きない青汁の原型ができました。完成しました。といいたいところですが、私のやりたかったことがひとつ残されています。
それは、そばの葉っぱを青汁に入れることです。そばの麺はご存知だと思いますが、そばの葉っぱはご存知でしょうか?ハート型のキリッとした節度のある形(?)をしています。この葉っぱは生命力が強く、健康維持にもってこいなのです。30年弱そばの品種改良や商品開発に没頭した私は、そばの持つ健康のチカラを信じていますし、そばの「チカラ」を生かさなければ、一緒に苦楽をともにしてきた恩師や同僚たちに顔向けができないと思っています。このコトは、長くなるので省きますが、そばのチカラを製品に注ぐために、この青汁にそばの葉を入れることに決めました。
(写真:そばの花と葉)
そばの葉を入れるために、畑に種をまき、ソバを自家栽培しています。可愛らしい芽が出て、若いうちに葉っぱだけを収穫し、洗浄、殺菌、乾燥し、粉末にします。乾燥は特にこだわったところです。決して高温にならないように、特殊な乾燥法を取り入れました。高温での乾燥は、乾燥時間も短くて済むのですが、同時に葉っぱに含まれている生体内の酵素も破壊されてしまいます。低温でじわじわと特殊な条件下で乾燥させることにより、酵素を生きたまま乾燥させることに成功しました。
(写真:そばの加工)
そばの葉には、健康に関係する成分が含まれています。ポリフェノールの一種、ルチンです。そばに入っていることで知られていますが、そばの葉には、そば麺の100倍もの量のルチンが含まれています。私事で恐縮ですが、私の20年以上前の博士論文「ソバ属植物のルチン含量に関する育種学的研究(1994)」では、このことを証明しています。そば粉のルチン含量が平均すると20mg/100gなのに対し、そばの葉では2,000mg/100gなのです。じつにそば粉の100倍のルチンが葉にはふくまれていることになります。
(そばの葉のルチン含量のグラフと博士論文)
そばの葉が健康に良いこと、これは漢方では蕎麦秸(キョウバクケツ)という名前で処方されて健康に役立てられています。また、ネパールでは、4000メートル近い山岳地方の民族がそばの葉の粉末を常食に取り入れ、疫学的な研究が九州大学の川崎晃一教授によりすすめられたことからも十分な根拠となるでしょう。
そばの葉を加え、もうひとつ、お腹の調子を整えるために、植物性乳酸菌を一包あたり400億個配合することにしました。信州の木曽地方では、すんき漬といって、青菜を塩を使わずに乳酸発酵させています。その貴重な乳酸菌をこの青汁にたっぷりと配合することにしました。
「そばの葉」ひとくちメモ
そばの葉は古くから食用されてきました。永観二年(西暦984年)に丹波康頼によって編集された日本最古の医学書「医心方」では、「ソバは、五臓の汚れたカスを洗い流して、精と神をつなぐ。その葉を煮て、野菜として食することもできる。耳と目の働きを非常によくして、気を下げる」と記載があります。そばの葉は、体に良い食物として1000年以上前から利用されてきたのですね。
また、中国ではそばの葉を、蕎麦秸(キョウバクケツ)といい、薬用にも使用しています。中薬大辞典の薬効欄には「毛細血管の脆弱性による高血圧病に用いると、脳出血を予防することができ、また毛細血管の脆弱によって起きる種々の出血症と非結核性の肺出血も予防できる。さらに糖尿病性網膜症も治療できる」と記載されています。循環器系の症状に効果があることが分かります。
そばには幾つかの種類が知られていますが、タデ科の普通ソバ(Fagopyrum esculentum Moench)およびダッタンソバ(Fagopyrum tataricum L.)の葉を原料としています。
(ネパールの標高3600mにて そばの葉は今でも食べられています。)
やっとできた!青汁蕎麦若葉フルーツプラス
そばの若葉の粉末、植物性乳酸菌を加え、自分の納得いく「青汁」ができました。これなら毎日、健康のためにゴクゴク飲めます。ネーミングはズバリ、「青汁蕎麦若葉フルーツプラス」です。多くの方に名前を考えていただき、1044個の名前の候補が上がりましたが、良い名前が付きました!長く、安心して飲める青汁です。健康維持のために毎日飲んでますよ!
(写真:青汁の完成写真)
青汁に不満のある方のための本格青汁!
いままでの青汁に満足できない方、特に、青臭い、苦いなどにより美味しさを感じられない方、飲みにくさを感じて、毎日飲むのが億劫になってしまう方、健康の維持に関心のある方、よろしかったらお試しください。いままでの「青汁」の概念をちょっぴり超えて飲めるのではないでしょうか?
(写真)
まとめてみました。
自分で飲みたい青汁を2年間かけて作ってみました。
おいしくて、濃厚で、飽きの来ない本格青汁ができました。
1.おいしいフルーティ青汁!
1)信州産シャキシャキ林檎が癖になる
2)バナナでまろやかさアップ!
3)素材の選択
大麦若葉、ケール、桑の葉の最適配合
2.濃厚イレブン!
1)野菜不足を補う野菜量30g
2)リンゴ、バナナをたっぷり入れる
3.飽きのこない青汁
1)賦形剤、食品添加物を使わない
2)国産の農産物で安心、安全
3)酵素を活かした乾燥方法
4)飽きのこない青汁の開発
プラスワン そばの葉で体質改善
1)無農薬栽培 自家栽培
2)収穫、乾燥、粉末化
3)血液サラサラ 高血圧、循環器系疾患予防
4)ネパールの3850メートルの村
(ネパールではそばの葉も大切な食料です)
5)乳酸菌400億個配合
お客様に聞きました。
おいしい!
満足!
続く!
青汁に求めるものは何でしょうか?
(1)野菜不足の解消、健康維持
(2)便通の改善
(3)美容、ダイエット
青汁蕎麦若葉フルーツプラスに期待すること
おいしくて、濃厚で、飽きのこない本格青汁
→ 毎日、飲み続けることで、違いを実感
青汁蕎麦若葉フルーツプラスをお使いの方のお声
第一位 お腹スッキリ
第二位 しっとり!つやつや!
第三位 元気ハツラツ
→青汁に求めるものを与えてくれます。