ソバの学会にも国際シンポジウムがあります。

柴田書店の「そばうどん2017」から紹介します。

そばうどん 柴田書店

足立泰二先生による「国際ソバシンポジウム」のレポートが掲載されています。

このシンポジウムも今回が13回めで、昨年は韓国で開催されました。

1995年には恩師の俣野敏子教授、氏原暉男教授が中心となって

第6回国際ソバシンポジウムが信州大学で開かれました。

世界中からソバの研究者が一同に会しました。

作物学、育種学、栄養学、薬学などの学術面から、実務面まで幅広い研究発表があります。

私も恥ずかしながら論文を2報発表させていただきました。

そばの遺伝育種、品種改良に関する論文でした。

 

昨年も韓国で開かれた様子がレポートされています。

この記事によると、今回の副題は、

「そばを利用した生活習慣病のための機能性食品への展開」。

日本での麺食以外でも、世界中でソバのもつ機能性、健康食品への応用など、

注目が集まっています。

日本からもおおくの方が参加され、「そばうどん」誌では白鳥製粉の白鳥社長のお写真も

拝見できました。

国際ソバシンポジウムでの一コマ

日本だけでなく、世界中にそばのいろいろな食べ方が有り、

ソバを研究している先生方がいます。

そばはマイナークロップですが、世界中の多くの方にもっともっと

身近な食べ物になって、役に立てるようになると良いなと思っています。