びっくり仰天ラーメン店
新宿の東口。いつも行列ができているラーメン屋さんがあります。地下のお店から地上まで、大勢並んでいます。特に外国、中国、韓国、台湾の皆さんが多いようです。一体このラーメン屋さんには何があるのか?気になっていたので、勇気を出して、並んでみました。
5分ほど待ったあと、店舗に入るとすぐに券売機があります。
ラーメンは、一種類しかないので、注文は簡単です。
注文の仕方
少しすると、店員さんがやってきて、どこの国から来たか確認されます。すると注文票を渡されます。
日本人の場合、この注文票に記入して注文です。注文票の言語は中国系、韓国系、英語などがあると思われます。
スープの辛さ、麺の硬さ、油の多さなどを注文票に記入し、店員さんに渡します。
通路で待っていると、空席案内板なるものが。。。ラーメンを食べる場所が個室で区切られており、空き具合がひと目でわかります。
順番がくると、一人ひとり80cmx80cmくらいの個室に通されます。
左右は、ついたてで区切られていて、正面もすだれで厨房は見えません。ラーメンは、このすだれが上がって、店員が届けてくれます。
替え玉はどんぶりの上の金属製のトレーを左上のセンサーに載せると替え玉の注文ができるようになっています。
お金の支払、ラーメンの商品出し、追加注文、その全てが店員さんと顔を合わせずに進みます。
肝心のラーメン。とんこつ味でとてもおいしい!
一番驚いたこと。それはトイレ!
壁一面にトイレットペーパーが並んでいます。全部で16個のトイレットペーパーが。。。
紙切れに万全を期しています。一体、どれだけ用心深いのでしょう。
このトイレットペーパーだけで、一蘭は世界中にSNSで拡散され続けます。
システム化された店舗運営
外国人が、日本語がデキなくても、店員さんが外国語がデキなくても、このシステムなら大丈夫です。
加えて、このびっくりトイレ。うわさを聞いて、クチコミで外国人が昼間から並ぶわけです。
それもこれも、ただの思いつきではありません。長年の経営戦略の賜物です。
特許
実はこのお店のシステム、しっかりと特許が取られているのです。
「味集中システム」という特許名称です。
すばらしい。ノウハウのかたまりのようなお店でした。
行ったお店は、新宿中央東口店。
全国、海外にも店舗があるようです。
変わったシステムの、おいしいとんこつを「一蘭」で是非ご体験ください。
ビックリしますよ。